WDAIは男女共同参画を支援し,治療は最先端のデジタルから高齢者まで!
- 広報 小林真理子
- 2019年11月29日
- 読了時間: 3分

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先週は,WDAI理事の講演が各地でありましたので,ご紹介いたします.
神奈川にて,県歯科医師会の講習会に柳井智恵先生が登壇され,WDAI理事も多く集まりました. また名古屋では,インプラント学会の専門衛生士教育講座に小林真理子がお話をする機会を頂戴しました.
柳井智恵先生 (日本歯科大学 )
神奈川県歯科医師会 男女共同参画委員会主催
令和元年度 男女共同参画講習会
2019年11月21日 (木)
「明るい未来を気づくために!~歯科専門分野における歯科医師の育成」
近年,プロフェッショナルオートノミーという新しい診療概念が提唱されており,患者から信頼される歯科専門医療を提供できる歯科医師の育成は必要不可欠と考えます.学会においては,専門性を維持するために若い歯科医師の教育研修や女性医療従事者への支援活動などを行っています.
本講演では,演者の専門であります口腔外科およびインプラント分野における歯科医師の育成について,国内外での様々な取り組みをお話しいたします.(抄録より)
講演では,世界医師会(WMA)のマドリッド宣言でも注目されている,プロフェッショナルオートノミー(Professional Autonomy:専門性の自律)に触れ,日本歯科大学での学生教育をコアに解説し,ポストグラディエートへの支援では,WDAIの活動や支援,なかでも田中道子先生(鎌倉市開業)が新しい会長となり,渥美美穂子先生(横須賀市開業)のデジタル歯学での活躍,そして学術を牽引する立川敬子先生(東京医科歯科大学)が紹介されました.また,男女共同参画として専門性の追求ではWLB(ワークライフバランス)を焦点に当て,女性のリーダーとして突き進まれた自らの経験も含め,外科医は高いプロ意識を持つ反面,24時間患者中心の減私奉公というのがWLBを妨げる負のスパイラルとなっている事を説明し,働く環境整備と活動支援が,患者から信頼される専門医療を提供していく事につながると,力強いメッセージが投げ掛けられました.
会場にはWDAI会長 田中道子先生,副会長 渥美美穂子先生,監事 上田由利子先生のお顔ぶれがそろい,WDAIはウーマンからワールドへ,国際的にも発展していこうとの声も上がって,大盛況となった様です.
小林真理子 (汐田総合病院 )
公益社団法人日本口腔インプラント学会 第40回中部支部学術大会 専門歯科衛生士教育講座
2019年11月24日 (日)
「要介護を見据えたインプラント治療における歯科衛生士の役割 -要介護高齢者のインプラントケアをアクティベートする-」
全国で開催されている日本口腔インプラント学会の専門衛生士教育講座は,今年のテーマを「要介護を見据えたインプラント治療における歯科衛生士の役割」と統一し開催されています.今回中部支部会において,小林真理子(汐田総合病院)からお話しさせて頂く貴重な機会を頂戴しました.この場をお借りして,大会長の田川清先生,また関係各所に御礼申し上げます.
本講座では,要介護高齢者のインプラントケアにアクティベートする事を目的とし,a)不健康期の4つのステージと,b)3つのニーズ,そしてc)Back off という概念の,3つの要素をキーワードに,今春から変わったオーラルフレイルの概念や,摂食・嚥下障害,脳出血でのリハビリテーションなど,実際の病院に入院してきたインプラント患者での処置を供覧し解説.動画での口腔ケアの実際を紹介しました.本講座の中でも注目いただいた (先日の東京イブニングカンファレンスでもご好評だった),口腔ケアの動画を本サイトでもご紹介いたします.下記のURLよりYouTubeでご覧ください.https://youtu.be/S4UiPTRp3Zs
WDAIイベント紹介 (公式web : www.wdai.jp)
お問い合わせ:WDAI事務局 (info@wdai.jp)
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